みなさんは愛犬に「アイコンタクト」を覚えさせていますか？
アイコンタクトは犬のしつけの中でも基礎中の基礎になることで、このアイコンタクトを覚えさせた上で教えるしつけや芸もあります。
そんなアイコンタクトについてこの記事では詳しく解説していますので、アイコンタクトでお困りの飼い主さんは是非この記事を読んで解決してくださいね。
アイコンタクトは犬のしつけの第一歩
アイコンタクトは犬のしつけの第一歩であるといわれています。
ほぼ全てのしつけにはアイコンタクトをする必要があり、一番最初に教えるべきことです。
ではアイコンタクトとは具体的にはどんなしつけなのでしょうか？
まずはそれから解説していきましょう。
アイコンタクトとは？
アイコンタクトとは「犬と目を合わせる」という内容になります。これだとそのままですね(笑)
目的としては目を合わせることで愛犬に「こちらに注目をしてもらう」ことです。
アイコンタクトができるということは、愛犬が飼い主を信頼しているということになります。
そのためきちんとアイコンタクトが出来るようになると、他のしつけも教えやすくなります。
そんなアイコンタクトは、愛犬が危険な場合にも役立つしつけです。
例えば散歩中飛び出してしまったりした場合、アイコンタクトが出来るワンちゃんだとこちらに注目させることで危険を回避することが出来ます。
愛犬を守るしつけという意味でも、アイコンタクトは必ず覚えさせておきたいものだといえますね。
アイコンタクトを教える前に
アイコンタクトを教える前に、一つ出来ていなければならないことがあります。
それは「名前を読んだら来てくれるようにしておく」ことです。
これが出来ないと、そもそも注目をこちらに向けることが出来ないのでアイコンタクトのしつけが出来ません。
アイコンタクトは基礎中の基礎ではありますが、まずは愛犬にしっかり名前を覚えさせてからしつけを始めるようにしましょう。
アイコンタクトの教え方
アイコンタクトの教え方はそこまで難しいことではありません。
しっかり根気よく練習を続けていれば、必ず覚えさせることが出来ます。
具体的に以下のような順序で教えていくようにしてください。
まず最初は「目を合わせるといい事がある」というように愛犬に覚えてもらうことが大切です。
名前を呼んで目を合わせることが出来れば、たとえ目を合わせる時間が短くても、しっかり褒めておやつをご褒美として与えてあげます。
しっかり目を合わせられるようになったら、次は愛犬を食べ物で気を逸らしながらアイコンタクトをする練習をしていきましょう。
具体的には手の中にエサなどを入れておいて、愛犬が手に夢中になっているときに名前を呼びアイコンタクトをするという訓練です。
最初はなかなか集中が逸れて難しいかもしれませんが、なにごとも根気よくです。
少しの時間でも目が合ったら、エサやおやつをあげて褒めてあげましょう。
ここまでしっかり出来るようになったら、後はさらに様々な状況の時にアイコンタクトができるよう繰り返し訓練をしてあげましょう。
食べ物の他に、おもちゃなどで気を逸らしてもアイコンタクトができるように。
ある程度出来るようになったらご褒美のおやつを少なくしていき、おやつ無しで出来るようになればアイコンタクトの完成です。
覚えられる時間はその子その子によって個体差があるので、焦らずゆっくり教えてあげるようにしましょう。
なかなか出来なくても怒らないようにしてあげてくださいね。
まとめ
アイコンタクトの重要性や教え方について解説してきました。
アイコンタクトは、犬のしつけの中では基礎中の基礎ですが、それだけ重要なしつけの一つです。
危険から愛犬を守ることが出来るし、その後のしつけにも大変役立ちます。
なにより、飼い主とワンちゃんの信頼関係が築けて、絆も深まりますので、時間がかかってもしっかりアイコンタクトを教えてあげるようにしましょう。
この記事を書いた人
わんずっと編集部｜りゅうパパ・きよママ
